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2013年6月14日金曜日

とりあえずキレイな商品写真を撮れるようになる9の秘訣。




ネットショップを運営していてせっかくなら売れる商品写真を撮影してサイトに載っけてたくさんの人にアピールしたいって思っている方は多いと思います。
というかそう思っていない人はネットショップオーナーに居ないんじゃないかレベルですね。

だけど、商品の写真撮影なんて慣れていない人が大半で、試行錯誤の連続になって徹夜で研究してるみたいな事も多々あるはずです。

そこで、僕が色々と撮影してきて思った、とりあえずそれっぽく奇麗に撮れる撮影、編集方法を記載していきたいと思います。

以下よりまとめてみましたのでご覧下さい↓









無理に高価なカメラじゃなくても大丈夫。



キレイな写真は高価な一眼レフとかじゃないと撮れないんじゃないかって思っている人も多いと思いますが、
実際、普通のコンパクトカメラでも案外キレイに撮れたりします。
どんなカメラでも撮影者の腕が一番重要なので、上手い人ならケータイやスマホのカメラでも全然いけるはずです。写真を見ているお客様はどんなカメラで撮ったかなんて気にしていません。
※ちなみに自分は最初の1年くらいコンパクトデジカメだけでやっていました。
今は一眼を使っていますが普通の人が見る程度にそこまで大差は無いですよ。



なるべく何も無いところで撮影する。



これは重要です。出来ればホワイトの厚紙やプラバン、LEDボードなんかでもOKです。
見せたい商品だけに目が行くように心がけながら、他の関係ないものが映り込んだりしないようにしましょう。
時々残念な事に撮影者の顔が商品に映り込んでドン引きされて挙げ句に2ちゃんあたりで晒されている悲惨なサイトもあったりしますので
自分の姿や撮影している部屋の風景などが映り込まないように
角度などを調整しながら撮影しましょう。



小物の撮影にはズームを使う。



小さなアイテムを撮影する際に重要なのがズーム機能です。
カメラ本体を近づけて撮影してしまうと魚眼レンズのように一部だけが大きく写って変な感じになります。
そんな場合には少し離れた場所にカメラを置きズーム機能を使用して商品をアップにしましょう。
すると商品が自分が目で見たような印象になり奇麗に撮影出来ます。



三脚は絶対使う。



商品を奇麗に撮影したいなら三脚を使った方が良さそうです。とくに上記にも書いたズームを使う場合、手ブレも大きくなってしまって奇麗に撮れず何度も
取り直しするくらいなら三脚を購入してとれば一発で奇麗に撮れます。
ちなみに三脚は2千円程度でも購入出来るので必要経費だと思って購入しておいた方が良いです。



編集に時間をかける。



商品写真の撮影で重要なのは撮影より編集の部分だと考えます。
商品写真をPCに取り込んで編集ソフトにより奇麗にしましょう。
この時に使うソフトは最初は無理に高額なPhotoshopみたいなものでなくても大丈夫です。
フリーソフトや付属の編集ソフトの方が初心者には使いやすいですし楽に編集が出来ます。もしもっと高度な編集を行いたいと考えているなら高額なプロ用ソフトを購入しても良いと思います。

編集作業でオススメなのはレタッチでホコリや映り込みなどを最低限でも取り除いておくと印象が良くなります。ただ、やり過ぎてしまうと実際の商品イメージから離れてしまうので商品が自分の見た目と編集後にサイトに載せた状態で見える図が同じイメージになる程度までの作業くらいで良いと思います。



ここで重要なのは明るさです。


即席なので適当ですが、例えば以下のようにホワイトバランスを上げるだけでも写真の印象は変わってきます。左が編集していない写真で右がホワイトバランスを上げた写真です。



これはちょっとやり過ぎなので輪郭が薄くなっていますが、暗い写真より明るく撮れている方が印象的に良かったりすると思うのでお気に入りのお店が角度や明るさ等どんな感じで写真を撮影しているのかを参考にするのが近道です!

※白い色の商品など白背景で明るくすると背景と同化してしまう事があります。そんな場合は代用出来そうなガラス板や木の机、アルミ板などの上に置き後から商品が目立つようにトリミングし少しホワイトバランスなどを変更すれば清潔感+生活感の雰囲気になったりします。

扱いたい商品が一番魅力的に見える場所、
もし自分が使うとしたらどの場面?みたいなことを想像しながら構図や角度を考えてみてください。


撮影時のエフェクトはかけないように。



最近のカメラには様々な機能がついていて面白い写真や風変わりな写真が撮れるようになっていますが、
このようなカメラ付属のエフェクト機能はOFFにしましょう。
もともと色づけされてしまっていては編集する時に邪魔になります。



フラッシュは絶対にたかない。



初心者がやってしまいやすいのはフラッシュを使ってしまう事です。
フラッシュは光が商品に反射してしまい奇麗に撮れないので商品の撮影には使わないようにしましょう。
これをすると一気に素人っぽくなってしまいます。
多少暗くなったとしてもPCに取り込んでから上記のホワイトバランスなどを変える事で明るい写真にする事も可能です。



トリミング機能を使おう。


いわゆる切り取りです。離れた所から撮影して
余白が多い写真はトリミングを行い分かりやすいサイズに直しましょう。
この機能はだいたいの編集ソフトには付属していると思います。この機能でその他に見せたい部分だけを切り取って拡大するなどの事も出来るので、商品のアピールが奇麗に行いやすくなります。




撮影時の画像サイズ設定は大きめを選択する。



これはカメラで取り込む前に設定しておきましょう。エコノミーモードのような多くの写真を保存出来る設定にしているとPCに取り込んだ際に編集やトリミングで粗が出てきます。もともとの写真データをきちんと細かいところまで保存出来るよう設定しておく事であとでの編集後の写真のクオリティに大きな影響が出てきます。


★上記の事に気をつけながら撮影していけばプロみたいには難しくてもとりあえず商品写真として人に見せれるレベルの写真を撮影する事は可能だと思います。売れるかどうかは写真や紹介文、お店の雰囲気など様々な側面で決まってくるので「売れる商品写真」とまでは書けませんが、

少しでもお客様が見て買いたいと感じてもらえるような写真に
近づけように書いてみました。


とにかく撮影して角度や明るさ、その他の機能を色々と試して自分の納得いく商品写真を撮影してみてください!

最後に、注意点として、あまり過度に編集しすぎてしまうと
実際の商品と写真イメージが異なってしまう事があります。
キレイにはしても実物の見た目と違うものにはしない。

自分が目で見たような自然体に近づけるように心がけた方が良いと思います。







2013年6月15日土曜日